都市計画とLandscapeの繋がりは古くから存在し、高台に作られた神社、他の建築物よりも大きな寺、高い塔を持つ教会など、シンボルとなる、人工の構造物を街や都市の重要要素 " Landmark " として位置づけ、これらを基盤とした都市の設計も行われてきました。
近年、米国から新しい概念として持ち込まれた " Landscape Design " とは、" Public Space " のデザインであるという考え方であり、外構は建築と都市との接点であるということです。そこに社会性があり、公共性がある道路や広場のような国や市町村に所属するスペースを、公共空間と呼んでいます。外構は私有地の中ではあるが、公共的な空間である為、視覚的・動線的・機能的に、社会に向けられてつくられていなければなりません。
私達は、この " Landscape Design " の概念は既に現実世界に留まらず、デジタルネットワークでのWebやソーシャルネットワークの世界でも機能し、それらを共生型デジタルプラットフォームとして設計することを" Digital Landscape Design " と定義しました。
デジタルネットワークの世界と、現実世界とを結ぶ社会的な機能やコミュニケーションをデザインすることが、SDGsの2030年へ向けての重要な役割であることと同時に、今、このような役割を担うスペシャリストが、地方創生、観光事業、農林水産業、教育分野などにおいて、非常に不足しています。
現社会においての様々な課題について、その解決策としてのLandscape Designの考え方が大きな役割を果たしていきます。