私が何かの専門家だったとしたら、「生きづらさとの付き合い方」かもしれません。
私は子どもの頃から、人の言葉や行動の裏側を考える癖がありました。
「素直になりなさい」と言われれば、その意味を辞書で調べてその意味を問う。
大人たちの言動に違和感を覚えては、「なぜそれが正しいと思っているのか」と首を傾げる。
そんな少し面倒くさい子どもでした。
実際、幼い頃から人間関係や人生について考え続けてきました。
そして不思議なことに、私はずっと前から「何かがおかしい」ということには気づいていました。
厳しさが必ずしも人を育てるわけではないこと。
正論だけでは人は変われないこと。
知識や根性だけでは越えられない壁があること。
大人になって哲学や心理学の本を読むと、そこには私が昔から感じていたことがたくさん書かれていました。
けれど同時に、真理を知っていることと、実際に楽に生きられることは別なのだとも学びました。
どれだけ正しい考え方を知っていても、心が傷ついたままでは実践できないことがあります。
実践しようと頑張ったら逆に、心も体も壊してしまうことにもなります。
まずは土壌を整えること。
自分の反応や思考のクセを理解すること。
この講座は、そんな試行錯誤の中で私自身が見つけてきた地図をまとめたものです。
もしあなたが「どうしてこんなに生きるのが難しいんだろう」と感じているなら、自分専用の取扱説明書を作る旅に、ぜひお付き合いください。